ロシアW杯 ~日本の時間稼ぎについて~

サッカーワールドカップで世間は非常に盛り上がっていますね。

日本代表も直前で監督が交代し、3戦全敗するんじゃないかという世間の評価を覆し、見事2大会ぶりに決勝トーナメント進出を決めました。本当に素晴らしいことだと思います。

しかし、第3戦のポーランド戦、負けても決勝トーナメント進出という状況で、ラスト15分は時間稼ぎのパス回しに徹したという日本の戦略には世界中で賛否両論が出ています。

みなさんはどのように感じられたでしょうか?

 

私は監督の判断は賞賛すべきだと思いました。

 

確かにワールドカップは世界中が注目するサッカーの祭典です。ファンやサポーターの存在があってこその祭典です。

あのような試合を見せられたファンは面白くないし、スポーツマンシップに反するという意見が出るのは当然のことと思います。

特に日本人は「正々堂々」という国民性が古くから根付いていることもあるでしょう。

私も最初は驚いたのが正直なところです。

 

しかし、サッカーで一番スコアが動きやすいのは試合の終盤。

リスクを冒して攻めるよりもこのまま時間を稼いだ方が決勝トーナメント進出の可能性が高い。

批判が出ることは百も承知だったでしょう。それでもその責任・批判を一手に引き受け、そして結果を残した西野監督は男前だったと思います。

 

ワールドカップの予選グループリーグというのは、実は過去の大会でも多かれ少なかれ、こういった戦略の試合が毎回起こっています。

今回初めて日本がこのような形で決勝トーナメント進出を決めました。

今まではこんな状況に立つことすら出来なかった。チームが成長している証拠ではないでしょうか。

そして賛成する人も批判する人も、今回のことを考えるきっかけを持てたことは、ファンにとっても素晴らしい経験になったのではないでしょうか。

 

とにかく、次戦は強豪ベルギーとの対戦です。

ベルギーに勝つのは至難の業ではありますが、このモヤモヤ感を勝利で吹き飛ばしてほしいですね。

7月3日午前3時キックオフ!

 

…起きれるかなぁ。。。

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